農水省農村振興局防災課によるため池現地調査④
2021年11月16日
農水省の現地調査、続きましては釜谷池(明石市大久保町)です。管理者は中之番水利組合です。
釜谷池では池の水位を監視するため、ため池監視システムを設置しています。
通常時は水位データを1時間に1回、警戒水位・危険水位に達すると3分に1回データを取得し、データセンターに送付されます。
また、警戒水位に達した時点・危険水位に達した時点・危険水位を下回った時点・警戒水位を下回った時点で、あらかじめ登録してあるメールアドレスにメール送信されます。
釜谷池の場合は、市の代表、担当者の携帯番号、ため池管理者(中之番水利組合)のメールを登録しています。
監視システム(水位計)は水圧式で、既存施設(取水施設)に水位目盛板とあわせて設置しています。
設置工事には2日程度を要したとのことでした。システムの維持管理費は年間17万円(通信費、点検・メンテナンス、クラウド管理含む)で、明石市が負担しているとのことです。
〔ため池諸元〕 堤長425m、堤高5.6m、貯水量120千㎥