ため池管理者のみなさまへ

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「2025年大阪・関西万博」に向けて(淡路県民局)

2023年02月10日

 「2025年大阪・関西万博」に向け、県が実施を予定している関連事業のうち、ため池・疏水に関する事業を紹介します。
 
■ 淡路島ため池1万カ所博覧会(淡路県民局)
1.事業概要
 淡路島のため池数は約1万ヵ所! ため池は、モンスーン気候で水稲作の盛んな国・地域(インド、中国、タイ、台湾、スリランカ等)において雨期の水を営農に活かすために数多く存在し、食料生産だけではなく生態系保全、生活用水源、資源循環などSDGsの観点からも重要な地域資源となっている。
 兵庫県淡路島は世界有数のため池密集地域であり、ため池文化の伝承に加え、早くからため池の新たな視点として「豊かな海を再生するかいぼり」、「総合治水」、「水上太陽光発電」などの利活用を進めている。このたびの万博を機にこれらの取組を国内外に発信するとともに、「いのち輝くため池の未来デザイン」について文化的・技術的交流を深める。

2.実施内容 
 1. 国内外交流イベントの開催
  万博来場者も参加可能な交流体験イベントとして、真夏のかいぼり体験会、コウノトリの餌場づくり、野鳥・水生生物観
 察会、ため池ウォーキング等を開催 
 2. ため池シンポジウムの開催
  ため池に精通した学識経験者を国内外から招聘してシンポジウムを開催し、ため池の未来デザインを討論 
 3. 未来のため池保全の実証
  衛星観測、ドローンなど先端技術導入によるため池のスマート管理を検討

3.R5年度事業費:7百万円
 <主な内容>
  R5は意識醸成期間として既存の取組(かいぼり、ため池教室等)において 万博ロゴマークを掲示することに加え、
 遠隔監視機器を展示モデル的に設置