ため池管理者のみなさまへ

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【情報】ため池サポートセンターぐんま開所

2022年04月29日

群馬県でも「ため池サポートセンター」が開設されました。
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災害時の被害防げ ため池サポートセンターぐんま開所 適正管理へ点検や指導
 老朽化が進む農業用ため池を適正に管理して災害時の被害を防ごうと、群馬県は27日、前橋市の県土地改良事業団体連合会内に「ため池サポートセンターぐんま」を開設した。
 決壊すると下流の人家や公共施設に被害を及ぼす恐れのある「防災重点ため池」の点検指導などに取り組む。
 同連合会内に事務局を置き、農業土木に精通した技術課の職員が市町村などの管理者からの相談に応じる。漏水などの状況を聞いた上で、補修の必要性や改修に活用できる国や県の補助金などを助言する。
 防災重点ため池の点検は年間40カ所ほどを巡回する。漏水の有無などを調べ、老朽化していれば補修の助言を行う。
 同日は開所式が開かれ、同連合会長の熊川栄嬬恋村長が看板を設置し、「ため池の管理者が適正に保全管理できるよう、一体となって支援していきたい」とあいさつ。県農村整備課の松井秀夫課長は「誰もが安心して暮らせる農村づくりを連合会とともに推進していく」とした。
 同課によると、県内には農業用ため池が約490カ所あり、県はこのうち194カ所を防災重点ため池に選定している。490カ所の7割は明治以前に造成されたもので老朽化が進み、適正管理が課題になっている。東日本大震災では福島県の農業用ダム「藤沼湖」が決壊して死者と行方不明者が出たほか、県内でも藤岡市の大谷池でのり面が崩れるなどの被害があった。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/108255?fbclid=IwAR3Wvb_p2v6rdtcvV-D5fKJOMKc0UJzFQb6Z18KEjcK6XAKSVc19gNxWFAo