ため池管理者のみなさまへ

ため池管理者のみなさまへ

ため池放流機能緊急整備事業

2022年04月22日

 県では、ため池工事特措法施行に伴い策定した「兵庫県防災工事等推進計画」に基づき、計画的にため池の改修・廃止を進めています。
 しかしながら、改修が必要なため池が多く、整備が完了するまでに時間を要している状況です。そのため、改修までの間、決壊リスクを低減する取組として「ため池放流機能緊急整備事業」を実施しています。
 この事業では、取水施設等が十分に機能せず、貯水位を速やかに低下させることができない状態にある一定規模以上の「防災重点農業用ため池」に対して、大雨が予想される前に、貯水位を下げることができるように暫定的な対策として、
①塩ビ管を用いたサイフォンの整備、または、②洪水吐越流堰を切り下げ、堰板等が設置できる構造へ変更 を行っています。昨日(R4.4.21)、この取組に対して他府県から問合せがありました。
 本年度(R4年度)は、現時点で予算に余裕がありますので、取り組みたい地域は、各市町もしくは土地改良事務所(土地改良センター)、ため池保全サポートセンターへ相談願います。