ため池管理者のみなさまへ

ため池管理者のみなさまへ

農水省農村振興局防災課によるため池現地調査②

2021年11月15日

 現地調査の続きは新宮池(洲本市金屋)です。管理者は新宮池田主です。
 ため池改修工事にあわせて事前放流施設を整備し、下流の洪水被害軽減を図っています。
 豪雨に備え事前に水位を下げるための「ため池栓」を設置しています。
 写真では分りにくいですが・・・また、豪雨時にため池の洪水調整機能が働くよう洪水吐越流部に切り欠きを設けています。
 雨水を「ためる」ことで浸水被害を軽減する取組を確実なものとするため、新宮池は「総合治水条例」第27条の指定貯水施設に指定されています。
 〔事業概要〕  堤長133.5m
       洪水吐(幅3.8m、高さ1.0m)
  取水施設  (スライドゲートφ200×2、ため池栓φ150、底樋φ600)
   事業期間 平成28年度~令和3年度
 事業費 136,000千円
  事業主体 兵庫県
        負担区分 国55%、県29%、市14%、地元2%