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【神戸新聞R4.5.13】加古大池 弁天祭

2022年05月13日

間もなく田植えシーズンとなりますが、水の確保と豊作を祈る「弁天祭」が加古大池で執り行われました。

 田植えシーズンを前に、水に恵まれ稲が育つよう祈る神事「弁天祭」が、兵庫県稲美町加古の加古大池であった。農業用水などを管理する県加古土地改良区の役員約20人が、同池に祭られた水の神「弁財天」に祈願した。
 同池は江戸時代、加古地区の新田開発に伴い築造され、満水面積は約49ヘクタールを誇る県内最大のため池。周辺の田んぼ計約300ヘクタールに水を供給している。神事は約100年前から執り行っているという。
 神事では、同池の土手に祭壇を組み、野菜や米、酒などを奉納。近くの加古八幡神社の中嶋邦弘宮司(75)が祝詞を読み上げて、十分な水が確保できるよう祈った。
 同土地改良区の山口剛(かたし)理事長(77)は「水が少なくなる8月中旬から9月にかけて、水量に恵まれてほしい」と話した。(門田晋一)
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/202205/0015295780.shtml?fbclid=IwAR1Po19__tzZyF_4-BA1WIfqtHDuFpqFNoDpq-h4uRRl9mO_W79FOpsHLXU