地域のため池を探ろう!

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【神戸新聞記事R4.1.6】模型というには大きすぎ 「本家」に負けぬ夜の逆さ大橋 

2022年01月06日

 洲本洲本市五色町都志万歳の門口池に設置された模型、一度見学に行きたい!

 兵庫県洲本市五色町のため池にある「明石海峡大橋」に目を奪われた。実物の100分の1。全長約40メートル。模型というには大きすぎる。2001年9月の本紙記事に、地元の池上旭さんが自らの還暦と新世紀を記念して制作したとある。
 80歳になった池上さんが20年を振り返る。「ステンレス製で頑丈。台風で揺れても壊れない」。神戸市垂水区の「橋の科学館」で実際の設計図を見て再現したというだけに、思い入れは大きい。
 試練はあった。約10年前、落雷の影響でライトアップ用の発光ダイオード(LED)電球の多くが割れた。「まだまだ踏ん張る」と電球を付け替えた。
 夜になると池の水面に電飾が映り、逆さ富士ならぬ逆さ大橋が浮かび上がる。「夜景は本家に負けません」と池上さん。地域の名物に見とれた。
 https://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/202201/0014964711.shtml