ため池管理者のみなさまへ

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【 神戸新聞記事】 “農業に深刻被害 外来水草95%超駆除も「油断禁物」 住民ら、根絶へ刈り取り作業 淡路・本田池”

2022年11月13日

 兵庫県洲本市五色町都志米山の本田池(約1500平方メートル)で、農業などに深刻な被害を及ぼす外来水草ナガエツルノゲイトウの駆除が終盤に入った。今月3~6日の4日間、ボランティアを含む延べ約90人が刈り取り作業をした。2年前に見つかり、池全体に広がっていた。駆除は95%以上進んだが、住民グループは「根絶の確認まで時間がかかる。近くの水田でも見つかり、油断できない」とする。(荻野俊太郎)

 ナガエツルノゲイトウは南米原産の多年草。繁殖力が強く、刈り残した長さ数ミリの根から再生することもある。広がると水路をせき止めて水害の原因になり、稲の成長を妨げる。
 淡路島内では2020年、本田池で初確認。下流の大久保池でも繁殖が判明した。「淡路米山ため池保全ネットワーク」の岡本賢三会長(61)は、「観葉植物として育てた人が捨てたか、釣り客が他の繁殖地で使った道具を洗わず持ち込んだか」と指摘する。

 淡路島内では2020年、本田池で初確認。下流の大久保池でも繁殖が判明した。「淡路米山ため池保全ネットワーク」の岡本賢三会長(61)は、「観葉植物として育てた人が捨てたか、釣り客が他の繁殖地で使った道具を洗わず持ち込んだか」と指摘する。

■ 神戸新聞NEXT 
https://www.kobe-np.co.jp/news/awaji/202211/0015803604.shtml