ため池管理者のみなさまへ

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サイコクヒメコウホネの移植

2022年05月02日

 開発による自然環境への影響を具体的な措置によって緩和することを「ミティゲーション」と呼びます。
 そして、ミティゲーションは「回避」「最小化」「修正」「軽減」「代償」の5つに分類され、これらは「ミティゲーションの5原則」と呼ばれています。
 さて、農業農村整備事業においても、土地改良法により事業実施に際して環境との調和に配慮することが規定されています。県営事業で改修を進めてきた永室中の池(加古川市)、自然豊かでスイレン科の水草であるサイコクヒメコウホネが自生していました。
 改修工事着手に先立ち、サイコクヒメコウホネを一時的に池外に避難させていましたが、工事が終了しましたので県職員がGWの休みを利用して池内に戻しました。
 移植の指導は、姫路市立手柄山温室植物園 松本研究員。いつもありがとうございます。