奉天池昭和大修理 竣工記念碑
2022年04月26日
奉天池(加西市)について紹介しています。今回は、「奉天池昭和大修理 改修の竣工記念碑」について紹介します。
(注)以下、記念碑の文字を記載しています。
奉天池昭和大修理
竣工記念碑
加西市長 藤岡重弘
沿 革
明治三十六年より一時期中断するも四十年に亘り飯盛野疎水事業と並行して鶉野丘陵地域開発の基幹溜池として構築された。当時にして総工費二万五千余円の多額の費用を投じて施工され道行く人々もその事業の壮大さに感歎したものなり。後昭和二十七年県当局の助成により堤防浸蝕防止工事を施工する。然るに永年の風雪に堤防の浸蝕漏水甚だしく之を憂慮して昭和五十六年関係農家協議の上改修に踏み切る事に決定した。よって国県市当局の助成を仰ぎ乍ら関係各農家の理解と協力により竣工する。
事 業 概 要
事 業 名 ため池等整備事業(大規模)
池 名 奉天池
事業主体 兵庫県社土地改良事務所
工事期間 自 昭和五十八年八月
至 平成二年二月
事 業 費 二億一千二十万円
受益面積 六十ヘクタール
貯 水 量 三十三万五千立方米
満水面積 六.七ヘクタール
主要工事 堤体改修延長 一0八八米
堤 高 七.七五米
洪水吐 一ヶ所
取水設備 二ヶ所
平成二年三月建之