ため池管理者のみなさまへ

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【7月30日:東播用水二期土地改良事業要望活動】

2020年07月30日

 本日、国営東播用水二期土地改良事業の完了に向けた令和3年度予算の確保について、近畿農政局に要望活動を行いました。


 東播用水二期地区については、完了まで1年余りを残すところとなり、令和2年度予算についても当初予算に加え令和元年度補正予算を措置するなど、十分な額を確保のうえ事業を計画的・一体的に進めていただいており、完成に向けて着々と進捗しているところです。
 東播用水の受益地である神戸市、明石市、加古川市、三木市、稲美町は、水稲を始め日本一の生産量を誇る酒造好適米「山田錦」や国営造成団地におけるぶどうを中心とした果樹、都市近郊という立地条件を活かした野菜など、地域の特色に応じた多種多様な営農を展開する当地域にとって、東播用水の「水の恵み」を齎す基幹農業水利施設は正に生命線と言えます。
 農業生産活動の継続と持続的発展により食料の安定供給基地としての役割をしっかり果たしていくことが、当地区の使命であり、地域の営農形態に即した用水系統の再編や施設の機能回復などを盛り込んだ当地区の一日も早い事業完了が喫緊の課題であります。
 令和3年度は、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う不安や経済状況の悪化など、先の見通せない状況が続いており、感染拡大を防止しながら社会経済活動を維持・発展させていく取組が強く望まれていることから、限られた財源のなか非常に厳しい予算編成となることが懸念されますが、懸命な取組を進める地域の実情を御理解いただき、事業の完了に向け、是非とも令和3年度当初予算枠の確保について積極的な取組と特段の御配慮をお願い申し上げます。

東播用水二期地区国営土地改良事業促進協議会

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