ため池管理者のみなさまへ

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世界かんがい施設遺産 (令和4年度)

2022年10月17日

 世界かんがい施設遺産とは、かんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、かんがい施設の適切な保全に資することを目的として、国際かんがい排水委員会(ICID)が創設した制度により登録された施設です。
 建設から100年以上経過し、かんがい農業の発展に貢献したもの、卓越した技術により建設されたもの等、歴史的・技術的・社会的価値のあるかんがい施設が登録対象となっています。
 この度、国際かんがい排水委員会(ICID)は、10月6日に開催された第73回国際執行理事会において、ICID日本国内委員会が申請した3施設を、世界かんがい施設遺産として登録することを決定しました。
 令和4年度に新たに登録されたのは、以下の3施設です。
 ①香貫用水(かぬきようすい)(静岡県沼津市)
 ②寺谷用水(てらだにようすい)(静岡県磐田市)
 ③井川用水(ゆかわようすい)(大阪府泉佐野市)

■ 農林水産省 ホームページ (令和4年世界かんがい施設遺産の登録)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kaigai/221006.html?fbclid=IwAR1wwpWud9xteRDcacLyOtuPe7EIMmD28ksJj7CkPu9ns_91nLoDnBakqiU

なお、兵庫県関係では淡山疏水が平成26年に施設登録されています。
■ 世界かんがいい施設遺産 淡山疏水(兵庫県・神戸市) 参考ページ
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kaigai/ICID/his/attach/pdf/30_whis.pdf
■ 世界かんがいい施設遺産 登録施設 参考ページ
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kaigai/ICID/his/abstruct.html