農業土木職員初任者研修
2022年07月11日
7月11日、県農地整備課では農業土木職員初任者研修を開催しました。対象は、入庁1~3年目までの職員、市町研修職員、県土連職員です。
農地防災班(ため池水利担当)は、①兵庫県のため池防災・減災対策の推進、②演習(堤体の安定計算)等を説明しました。(注)防災担当は、ため池以外の防災事業を説明ため池防災減災対策としては、「ため池の保全等に関する推進方針」に規定している3つの基本方針(「まもる」、「いかす」、「つなぐ」)に基づき進める様々な取組を紹介しました。
勿論「ため池保全県民運動」についてもしっかりとお伝えしました。演習では、ため池堤体の円弧すべりを想定し、斜面の円弧すべり面に対する安全率を計算してもらいました。
また、ため池築堤土の品質管理の目的や(設計・施工の各段階における)品質確保の方法など、現場監督のポイントを説明しました。初任者研修に参加されたみなさま、お疲れ様でした。
本日、学んだ内容を現場での監督業務に活かしていただきますようお願いします。「ため池保全県民運動」の推進についてもよろしくお願いします。