ため池の安全対策

2022年04月08日

　先日、宮城県のため池において子どもの水難事故が発生しました。
ため池の周辺においては、都市化や混住化が進んでいるところも多く存在し、た め池における事故の危険性が増しています。このような状況のなか、管理者における安全管理に対する意識の高揚、周辺地域 との連携などが重要な課題となってきています。
　管理者として、事故の未然防止に最善の努力を払っていても、事故を防ぐことは 困難な面もあり、施設の事故に対する損害保険をかけている管理者等の多くなって きています。
　また、事故が発生した場合、管理者等を相手として損害賠償が提訴される事例もあり、このような場合、管理者として、適法・適切かつ迅速な対応が求められ、相当の負担となっているのが実状です。安全施設の整備は、管理・所有者の責任であるとともに、周辺住民の利用や管理 者の施設管理において、安全を確保し生命を守る非常に重要な施設であることを再認識して頂き、今後のため池の利活用を明確にしたうえで、必要な 安全対策を講じて頂けますようお願いします。

ため池の安全対策事例集（農林水産省）はこちら→→→https://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/bousai_saigai/b_tameike/attach/pdf/index-87.pdf?fbclid=IwAR2rzxuJeALNdhIp0Wddx9kwLPB-7yN_GVPzaHjXShdb6o7FOMKHlwzRw_k