【情報】ため池 リスク周知のための看板

2022年04月03日

香川県観音寺市の取組です。参考になると思い掲載します。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220403/8030012617.html?fbclid=IwAR3tqkgpeqk44tnn_AE3lBwc6Gdfn9BB6b-MJkucBvYkD9gGLAiDxtTc_Kc

堤防の決壊や水難事故のおそれがあるため池のリスクを知ってもらおうと、香川県観音寺市はスマートフォンからハザードマップなどを確認できるＱＲコード付きの看板をため池に設置しました。
　観音寺市が看板を設置したのは、堤防が決壊すると人的な被害が出るおそれがある「防災重点ため池」に指定された市内３９か所のため池です。
　看板には、ため池の名称や避難方法などが書かれていて、スマートフォンで右上のＱＲコードを読み取ると、市のホームページから池のハザードマップをダウンロードして、堤防が決壊した場合の浸水範囲や一時避難所の場所などを確認することができます。
　また、右下にある別のＱＲコードからは、水難学会が作成した転落事故のリスクを伝える動画を見ることができます。
動画は、実際に死亡事故が起きた宮城県内のため池で撮影されたもので、水難救助隊員の男性でも水中の藻などで滑りやすく、すり鉢状になったため池に転落すると自力ではい上がるのが難しい様子を再現しています。
　看板を設置した観音寺市農林水産課は「看板を通じて日々の生活の中にあるため池のリスクを認識してもらい、災害や事故が起きた際の適切な行動につなげてほしい」としています。