浜谷池 環境保護活動
2021年11月04日
過日(令和3年10月27日)、ため池改修実施中の浜谷池(丹波篠山市)においてシマヒレヨシノボリの保護活動が行われました。
シマヒレヨシノボリは淡水性のヨシノボリの一種で環境省RDLの準絶滅危惧、兵庫県RDLの要調査種に指定されています。
保護活動は、
①浜谷池堤内 上流側 渓流部において、タモ網(魚網)で対象種を捕獲・保護し、
②浜谷池の上流に位置する小さい池に移設するというものです。
* 浜谷池内にはブルーギル等の外来種の生息を確認している。
* 上流の池にもシマヒレヨシノボリの存在を確認しており、また、そこでは外来種(魚類)が確認されていないことから、移設先として適切であると判断した。
活動に参加した県篠山土地改良事務所職員は生物に関する知識が乏しく、当初、シマヒレヨシノボリを全く捕まえられなかったが、生き物の生態に詳しい丹波篠山市の職員にシマヒレヨシノボリが好みそうな場所(池上流の砂利が多い箇所)や捕獲方法(足で砂利を巻上げるようにしてから網で確保)の指導を受け、捕獲・移設作業を行ったとのことです。
作業、お疲れさまでした♪