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【R4.8.30神戸新聞】稲美といえば「ため池カレー」

2022年08月30日

 恒例となっている「INAMIため池88カレーフェア」の取組です。稲美町内には88箇所のため池がありますが、町内の飲食店9店舗が趣向をこらした「ため池カレー」を提供しています。みなさま、是非どうぞ。

 兵庫県稲美町内にある88カ所のため池をモチーフにしたカレーを町内の飲食店9店舗が提供する、毎年恒例の「INAMIため池88カレーフェア2022」が開かれている。4度目となる今回も、各店がため池の恵みを受けて育った地元野菜を使って仕上げた、カレーライスや麺類などのメニューがそろう。9月30日まで。(門田晋一)
 今年5月に「ため池カレー」を商標登録した同町商工会も、フェアを盛り上げる。担当者は「稲美といえば『ため池カレー』とのイメージを持ってもらいたい」と意欲を見せる。
 同町内のため池は、675年に造られたとされ、湖畔でバーベキューができる「天満大池」や、県内最大のため池でウオータースポーツも楽しめる「加古大池」など個性豊か。ため池と農作物のPRのため、ダムをかたどった「ダムカレー」をヒントに、各店が地元野菜を使ったメニューを考案。地元飲食店などでつくる実行委員会が、2019年から同フェアを実施している。
 「町内でのフェアの認知度は高いが、町外ではまだまだ」と同商工会の上田凌さん(30)。同商工会は「ため池カレー」のイメージ定着に向け、昨年9月、特許庁に商標登録を出願。今年5月に登録された。 
 今回はレストランやそば店のほか、パン店、韓国料理店と多彩なラインアップに。価格は500~1320円で、1200円程度のメニューが多い。辛さは3段階に設定し、店によって異なる。同町国安1のスープカフェ「El・Liston(エル・リストン)」の「具沢山(ぐだくさん)スープため池カレー」は、8種類のハーブを使用。同町国岡1のうどん店「むぎわら」の「びっくりため池カレーうどん」は、あぶったチーズの下にトマトとなすの素揚げが入っている。
 2店舗を巡ったり、店で交流サイト(SNS)「インスタグラム」に商品写真と「#ためカレ」のハッシュタグを付けて投稿したりすれば、JA兵庫南の直販所「にじいろふぁ~みん」と「ふぁ~みんSHOPいなみ」で10月16日まで使える100円商品券を贈る。
 「ため池カレーを味わい、稲美町の魅力を感じて」と話す。参加店の地図やメニューは、同町役場などで配布。同商工会のホームページでも見られる。

■ 神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/touban/202208/0015594873.shtml