【R4.9.9 NHKニュース】 榎列小学校 ため池教室 (南あわじ市)
2022年09月09日
ため池がおよそ1万か所ある淡路島で、小学生がため池の仕組みや役割について学ぶ特別授業が行われました。
県内には全国で最も多いおよそ2万2000か所のため池があり、このうち半分近くが淡路島にあります。
県と南あわじ市は、ため池の仕組みや役割について、理解を深めてもらおうと、南あわじ市立榎列小学校で特別授業を開き、3年生およそ30人が参加しました。
子どもたちは教室で、淡路島は年間の降水量が少ないため、主に農業用として水をためておくことが必要であることや大雨が予想されるときは、氾濫を防ぐために事前に水位を下げることなどを、クイズ形式で学びました。
そして、学校からおよそ1キロ離れたところにあるため池を訪れ、周辺を歩いたり池につながる水路で見つけたカニやエビを観察したりしていました。
女子児童は「ため池にはいろんな生き物がいると知って驚いたし、淡路島にはたくさんのため池があることを初めて知ることができました。これからもため池に興味を持っていきたい」と話していました。
兵庫県洲本土地改良事務所の佐藤豊和課長補佐は「農家の高齢化が進み、ため池の管理者不足が課題で、子どもたちに地域の財産であるため池の維持管理に、将来関わってもらいたいし、こうした授業を通じて1人でため池に遊びに来てはいけないことも知ってもらい、転落事故の防止につなげたい」と話していました。