志方西小学校かいぼり体験
2020年11月02日
10月31日(内)、加古川市立志方西小学校の児童が、小学校に隣接する原皿池で「かいぼり」を体験しました。
低学年(1~3年生 計57人)、高学年(4~6年生 計65人)が二班に別れ、父兄、地域住民など多くの方々が見守る中、児童はため池の中へ。
捕獲したのは、モクズガニ、コイ、ギンブナ、モツゴ、タモロコ、オオクチバス、ブルーギル・・・
ため池から出た後は、捕まえた生き物についての説明等がありました。また、外来種問題(国内でも本来いない場所にいる国内外来種含む)についても学びました。児童は全員、興味をもって真剣に説明を聞いていました。
ため池の役割である農業用水供給機能のほか、ため池の有する多面的機能についても学べた貴重な体験で、ため池に関する理解が深まったことと思います。
また、かいぼりに先立ち、5年生による「ため池学習発表会」がありました。内容は、昨年度「ため池ふるさと学習」で学んだ成果についてでした。
ひとり一枚の「ため池新聞」を作成し公民館に掲示したこと、地域の伝統行事(樋抜きの儀)に参加したこと、牛乳パックで作った用水路の模型で用水を上手く流すには勾配が必要なことなど、上手な発表でした。
将来の子どもたちに地域の財産である”ため池”を残したいとの主張も聞かれました。大きくなって、是非ため池保全に参画していただきたいものです。