ため池水位監視システム座談会の打合せ

2022年11月04日

　11月4日（金曜日）、2月開催予定の標記座談会に向け、担当のI主査が三重県度会郡玉城町役場へ打合せのため出張しました。
———以下、 Ｉ主査からの報告———
　ため池の避難対策として導入を促進している「ため池水位監視システム」は、ため池に設置した水位計やカメラから発信される水位情報や画像データをリアルタイムにスマホなどで取得できるものです。
　先日、県庁に営業に来られたとあるメーカーのチラシ（１枚目の写真）に「台風時に住民の皆さまが（水位情報取得のために）アプリを活用」との記事があり、システムの理想的運用のヒントがあるのではと思いアポを取り現地取材へ。
　日常的によく使うアプリ（LINE）で関係者をグループ化し、SNS上にコミュニティを作ることにより、水位情報の即時共有や、ため池管理者から住民への即時情報伝達など工夫されていました。
　システム導入後の効果的な運用については頭を悩ます自治体が多いため、この取組を参考事例とし、座談会形式にして来年２月にオンライン配信する予定です。座談会には、役場、企業、ため池管理者や自治会役員にも参加していただき、立場の異なる三者に本音を語っていただきます。