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11月23日は「東条川疏水の日」

2021年11月23日

 東条川疏水は、国営事業により造成された鴨川ダムを主水源に100km超の水路網で加東・小野・三木の3市の農地に農業用水を供給しています。
 そして、この鴨川ダムの竣工日(昭和26年11月23日)である11月23日は「東条川疏水の日」として認定・登録されています(一般社団法人・日本記念日協会)。
 「東条川疏水の日」である本日、東条川疏水ネットワーク博物館会議主催の ”東条川疏水の日”総会&活動発表会 が開催されました。
 総会では、近畿農政局東条川二期農業水利事業所など3団体が新たに「東条川疏水ネットワーク博物館会議」に加入承認されるなど、3つの議題が承認されました。
 総会後の活動発表会では、小野市立小野小学校 内藤教諭による「疏水学習の取組」、大阪大学COデザインセンター 松本特任教授による「東条川疏水を活用したソーシャル・イノベーション」の発表がありました。
 また、県立社高校生活科学部の生徒による「東条川疏水に育まれた食材を活用したレシピ」の紹介がありました。
 東条川疏水ネットワーク博物館会議では、博物館構想に基づく10年の取組を踏まえ構想を改定し、新たなアクションプログラムのもと事業展開していくこととしています。
 ひとつは、東条川疏水を学習の場として活用する「疏水学習グループ」を形づくることです。
 そして、もうひとつは、博物館会議構成メンバーの自律的な取組を展開し、これらの取組や新たな組織や団体が実施する構想実現に向けた取組を集約し繋げていくことです。
 新構想の下、活動が円滑に持続・展開され、東条川疏水がより良い形で次世代に引き継がれていくことを望みます。