ため池を学ぼう!

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東条川疏水研修会

2021年08月18日

 8月18日(水)、アクア東条(加東市)で行われた加東市小学校の社会科担当の先生方主催の研修会で、加古川流域土地改良事務所が東条川疏水についての講義を行いました。
 東条川疏水とは、昭和26年に戦後初めて国営事業として建設された鴨川ダム(東条湖)を主水源とする約108kmの水路網をいいます。今なお加東市、小野市、三木市の約3,000haの広大な農地を潤しています。
 この研修は、その郷土の文化資源でもある東条川疏水を子ども達が「知り」、「学ぶ」ための学習教材として活用するために実施されたものです。
 講義は、当事務所の担当者から疏水の概要について話をし、兵庫教育大学の南埜先生からは、東条川疏水を学習教材にする価値についての講義が行われました。
 その後、バスで鴨川ダムや曽根サイフォンなどの現地見学を行いました。
 先生方は、みな熱心に講義を聞かれ、興味深く現地を見学されていました。次世代へつなぐ。大事なことです。