ため池管理者のみなさまへ

ため池管理者のみなさまへ

【雲楽池クリーンキャンペーン(明石市)】

2020年12月02日

 11月21日に雲楽池で清掃活動が行われました。
 場所は、明石市消防本部と防災センターの東側に位置し、参加者は約40人。空きビン、食器類などのゴミを回収しました。
 こういう地道な取り組みが行われることで、ため池の維持につながります。


 ハスが生息する雲楽池、「池さらえ」にまつわるお話があります。「明石昔話」によれば、むかし雲楽池の水を落とし、池浚えをするという御触れが城下にあった時、家老補佐の河村半右衛門は家来に『池浚えには目の粗い網を持つよう』言いつけたそうです。
 池浚えでは、目の細かい網を持って集まった皆のものは泥が詰まって重くて引き上げられないのに、家来の網は泥も詰まらず大きな魚を次々とすくい上げていったと。家来は先のことを見通していた家老につくづく感心したそうです。